彦根城

彦根城

彦根城は慶長9年(1604)に工事が始まり、約20年かけて完成した近世城郭です。かつての彦根城は、三重の堀・人工河川(現・芹川)や城下町を含む大城郭でした。その中で、中堀より内側の範囲は、石垣で構成された城郭平面構造が極めて良好な形で残っていることから、昭和26年に国の「史跡」、同31年には「特別史跡」に指定されており、国民共有の財産として大切に守られています。

彦根城は、城全体の保存状態が最も良く、江戸時代の 政治体制をあらわす「代表例」といわれています。

また、日本の世界遺産暫定一覧表にも記載され、世界遺産登録を目指しています。